楽勝!英会話上達

−英語を話そう−

普段から英語で考える

【普段から英語で考えるとは】

普段から英語で考えるくせをつけていれば、
いざ本当に英語を話すとき、
スラスラと口から英語が出てきます。

しかしそうは言っても、、日本で生まれ、日本で育った私たちには
なかなか難しいことです。

それに、「そもそも英語ができないのに、どうして英語で考えることなんか
できるっていうの?」と思いますよね。

ですけれど、日本語で考えていることをちょっと思い出して
みてください。

私たちは普段、頭の中であまり難しいことを考えているわけではありません。

「今日は天気がいいなー。どこかへ出かけたいな。」
「今日のお昼はなにを食べようかな。」
「この授業、いつもつまらないな。」
「あの上司、また怒ってるよ。」

なんてことですよね。
頭の中で考えていることを文章にすると、
ほとんどが短い文章、いわゆる「単文」です。

つまり、それを英語にしたところで、それほど長い文章や、
複雑で難しい文章になるわけではないんです。

「自分は英語ができない」と思いこんでいる人はたくさんいますが、
少なくとも中学の3年間は英語を学んだはず。

ですから、その程度のことは、忘れているだけで、少しやれば
思い出すんです。ゼロからの出発ではないんですよね。

日常会話は、中学レベルの英語力があれば、じゅうぶんです。

 

さて、一体どんなふうにして英語で考えればよいのでしょう。

もちろん常にそうするのが良いのですが、そうも行かないでしょう。

そこで、手っ取り早い例を挙げてみます。

まず、一つは、外国の人に日本のことを教えてあげることを想像します。

たとえば、一人で電車に乗っているときって暇ですね。

そのときに、自分の行き先までの行き方を
もし 外人に尋ねられたらどう答えるかを頭の中で言ってみます。

他にもいろいろな場所への行き方の説明を考えます。

そうすると、どうやって英語で説明するのかわからないところが出てきます。

「乗り換えるってなんて言うんだろう」 とか 「急行」は何というのだろうなんてね。

悩んだ時が上達の一歩です。

後で調べてみれば必ずそういったことは覚えますから。

こういうことをいつもやっていると、いざ外国人に道を尋ねられたときに、

あせらないで話すこともできるし、こちらから教えてあげる勇気まで出てくるかもしれません。

なんと言っても日本で外国人と話す場面は、
圧倒的に道を尋ねられたときが多いのですからね。

 

もう一つ例を。

旅行などをしているときに、ガイドをしているつもりになって
外国人に説明することを想像してみましょう。

温泉に出かけたなら、まず、温泉の説明をしなくてはならないでしょう。

お風呂という習慣も説明しなくてはならないし、結構むずかしいです。

でも、あくまでも想像の世界なので何度も言い換えることはできるし、

ドキドキすることもないです。

 

上の例は日本のことを外国人に教えてあげる想像です。

つまり、自分の得意なことを知らない人に教えてあげるってことですね。

このことは非常に重要で、自分が相手より優位な立場に立てるのです。

そうすると、リラックスして単語も良く思い出せたりします。

自分がリラックスできる場面を想像して、英語で考えることをやってみてください。

 

また、英語で考える重要性については、

英会話についての本音にも書きましたので読んでみてください。