楽勝!英会話上達

−英語を話そう−

簡単な言い方でOK

【簡単な言い方でOK】

英語が思うように口から出てこない理由は、

まず頭の中で英文を組み立ててから言おうとすることが
原因ってことも多いですね。

単語だけならべても、英語は通じます。

日本人て、どうしても難しく考え過ぎちゃうんですよね。
この原因は、ひとえに「実践が少ない」からです。

私もそうでしたから、お気持ちはよーくわかります。

飛行機の中なんか、すごくわかりやすいです。

飛行機が飛び立って、しばらくすると、スチュワーデス(flight attendant)が
席をまわってきて、飲み物は何がいいか一人ひとりに聞きます。

英語ができないと、まず緊張します。

「なんて言おうか!私はオレンジジュースが飲みたいんだけど・・・」

そして、頭の中で文章を組み立てます。

「えっと、オレンジジュースはorange juiceだからいいとして、
ああいうのって、確か a glass of とかって言うんだったよな。

だから、 a glass of orange juice だな。

で、欲しいっていうのは want だけど、丁寧に言うのは would like to ナニナニだったから、

I would like to って言えばいいんだ。よし!」

てな感じで、自分の番になるのをドキドキしながら待ちます。
さあ、やっと自分の番がきました。

"I would like to have a glass of orange juice, please."(オレンジジュースいただけますか?)

あなたは一生懸命、たどただしいながらも英語を口にします。

ところが、スチュワーデスの返事はひとこと

"Pardon?"

「えーーー!なんだってーー!私の英語が通じなかった!どうしよう!」

あなたはもう大パニック。いったいあの英語のどこが通じなかったのか。
would like toが間違っているはずはない。とすると、orange juiceの発音が
間違っていたのか・・・

あなたは汗びっしょり。

結局ね、スチュワーデスが聞きたいのは

coffeeか、teaか、orange juiceか、それだけが知りたいわけです。
(ほかにも飲み物あるかもしれないけど)

だからね、この場合単語だけを言うのがベスト。
それが一番間違いがないです。

 

【「問題意識を持て」ってどう言うの?】

なんとなく、この「問題意識を持て」って、会社で上司が部下に言いそうな言葉ですよね。
すごく抽象的なことばですけど・・・

「問題」は「problem」
「意識」は「consciousness」(コンシャスネスって発音)

だから、「問題意識を持て」っていうのは
"Have a problem consciousness." っていうのでしょうか?

いいえ、そう言われたネイティブスピーカーは、
目を白黒させるばかりでしょう。

結論から言うと、「問題意識を持て」は
"Think !"でいいのです。

あるいは"Just Think !"でもいいでしょう。

和英辞典だけで英会話のマスターはできません。
たくさんの英語を聴いたり読んだりすることが、
感覚的に英語を覚える一番の近道です。